ジースピリット:コスパ高いパーツクリーナー
パーツクリーナーはスプレー後の乾燥速度によって、速乾/中速乾/遅乾に分類されるが、この「ジースピリットブレーキパーツクリーナー」は中速乾を採用。ユーザーの好みもあるが、スプレー後にしばらくウェット状態が持続する中速乾タイプは、頑固な汚れに浸透しやすく無駄遣いを抑えられる利点がある。 ───【J-Trip G-spirit ブレーキパーツクリーナー】サスペンションや駆動系などオイルやグリスがまとわりついた部品に強力な浸透力が効果を発揮。速乾性よりウェット状態が長続きするため、ブレーキドラムやキャリパーのダストが残りにくくきれいに洗い流せる。倒立対応バルブなので逆さ吹きでも使用できる。●容量:850ml ●価格:1100円〈ギャラリー写真2〉 チェーンルブが堆積したスプロケットで試したところ、高いガス圧と汚れを浮かす溶解力の高さ、乾燥時間を稼げる中速乾のおかげで、ブラッシングにより簡単に汚れを落とすことができた。最も重要な脱脂洗浄能力も充分だ。 価格に釣られて買ってみたら中身がスカスカでガッカリ…… ということもあるだけに、パーツクリーナーを大量に使うサンメカにとっては内容量も気になるところ。ジースピリットの容量は850mlで一般的なジャンボ缶の840mlを上回るが、注目すべきは洗浄液内容量を608ml確保している点。これは缶の容量が同程度の他製品に比べてかなり多く、手間のかかる作業でも気にせず汚れ落としに専念できる。 その上で有名ブランド品と比較して3割ほどリーズナブルな価格設定も嬉しいポイント。ガレージ内でも目立つ缶のグラフィックも個性的で遊び心に溢れるジースピリットを使って、コストパフォーマンスの高い洗浄を実践してみては? ───高い溶解力と乾燥時間を稼げる中速乾のおかげで、ブラッシングで簡単に汚れを落とすことができる。〈ギャラリー写真3〉 ───缶のサイズが大きい上に洗浄液がたっぷり入っており、持ち上げると重量感がある。噴射ガスをLPGとCO2にすることで噴射力が向上し、オイル汚れを吹き飛ばす勢いもアップ。違いが分かるパーツクリーナーだ。〈ギャラリー写真4-6〉
────────── ●文/写真:栗田晃 ※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
モトメカニック編集部
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