タレントの明石家さんまが13日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(午後10時)で、お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次が、3月末で吉本興業とのエージェント契約を解消することについて語った。
さんまは「俺たち世代は会社を辞める、というのは干されるっていう決まりみたいなものが芸能界にあった世代。我々の脳ではいまの芸能界の仕組みが把握できない。辞めると干されるがイコールだった時代」や「『売れてきたわ、辞められるわ』って、育ててきた会社が『おいおい』って。成功すると全部辞めていってしまうっていうことになるやんか、金儲けのことだけに関しては。そうなるからと思ってたら、今は邪魔はしない『どうぞ個人の事務所でご自由に』っていうことなんです。俺らはうらやましくて仕方ないんです」と自らの過去を振り返りながら話した。
そして「放送局もあの時代は辞めた人間取るか、会社取るかやからやからな。小さな会社ならいいけど、吉本興業なんて他のタレントさんもいっぱいいらっしゃるし、俺が辞めることでとんでもない迷惑をお互いかけるから、俺はこうして辞めずにいるんです。一度、30の時に『辞めます』と言ったことはあるんですけど。『看板として吉本残ってくれ』『ああ、わかりました』と今現在も吉本に所属している形になっているんです」と話した。
そして「うらやましいといえば、うらやましい。加藤はエージェント契約のままいきたかったみたいやけども、吉本は『いらない』と。だから本人たちは寂しいと思うわ。おれも『どうぞ』と言われていたら寂しかったかも」や「ほんと笑うのが、(不祥事を起こした)山本を(吉本に)帰すために加藤も俺もいろいろ会社と話し合ったり。加藤は山本を吉本に帰すために、かなりのいろいろ人と会ったりお願いしたりしながら、やっとこさ吉本に帰ってきて。加藤が辞めると、山本すんごいコケ方していると思うで」などと口にした。
さらに「簡単に辞められるというのが不思議で不思議で。こないだも岡本(昭彦社長)と話していたけれど『俺らもうついて行かれへんわ』と。前は辞めたら1年間、最低1年テレビに出れない、他の会社にも通達が行く、放送局にも『うちの会社の人間ではありません』というFAXがいく。みんな使わない。『吉本さんと契約した仕事やから』と」など、かつての話を口にしていた。
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