「多様性」「ダイバーシティー」。同じ意味で使われている言葉ですが、目にしたり耳にしたりすることが多くなったのはここ数年のことではないでしょうか。どちらも最近作られた言葉ではないですが、果たして「多様性」を受け入れ、だれひとり取り残さない理想的な社会に近づいているのでしょうか。
「チョコレートな人々」は、そんなモヤモヤを一気に吹き飛ばしてくれました。愛知県豊橋市にある久遠(くおん)チョコレート。そこで働く〈多様〉な人たちが働きやすく、しかも、しっかりと稼ぐことができる場(会社)があることに驚いてしまった。そんな自分を恥じたのは、「理想は理想。現実は甘くない」と、最初から諦めていることに気づかせてもらったから。夢のようなチョコレート工場。きっと誰もが幸せな気持ちになれるはず。
◆6~12日、監督鈴木祐司、日本、102分
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からの記事と詳細 ( まちのほとり座「チョコレートな人々」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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