衣類の消費で出るごみを減らし、持続可能なファッションのあり方を考えてもらおうという講演会が4日、札幌市で開かれました。
この講演会は、G7=主要7か国の気候・エネルギー・環境分野の関係閣僚会合が来月中旬に札幌市で開かれるのにあわせて、市内でごみの減量を目的に活動する団体が開きました。
会場にはおよそ50人が集まり、持続可能なファッションの実現に向けて活動している団体「unisteps」の鎌田安里紗共同代表が講師として登壇しました。
この中で鎌田さんは「衣類の価格が下がり、消費のサイクルが早くなったことで、日本でも世界でも行き場を失った衣類のごみがあふれている」と現状を訴えました。
そのうえで、ごみを減らすためには1着の衣類を修繕しながら長く着ることや、不要になったものは各地で開かれている「交換会」に出すなどしてリサイクルすることが有効だと呼びかけました。
主催した「さっぽろスリムネット」の石塚祐江副委員長は「衣類の使い捨ては、もったいないだけでなく、作るためのエネルギーもむだになってしまう。これを機会にして本当にたくさんの衣類が必要か考えてほしい」と話していました。
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