[26日 ロイター] - 米国株式市場は大幅上昇して取引を終えた。連邦債務上限引き上げに向けた協議が進展しているとの見方が背景。半導体銘柄は2日連続で急騰した。
米共和党のマッカーシー下院議長は26日、25日夜に行われた債務上限を巡る協議で進展があったと明らかにした。
29日は米国株式市場は祝日で休場となるため、投資家は債務上限交渉の行方を注視していた。
ホライゾン・インベストメンツの最高投資責任者、スコット・ラドナー氏は「全ての兆候は、合意が成立し株高が持続することを示している。しかし、週末を越しても合意が成立しなかったり、決裂したりすれば、30日朝にはかなり大きな損失が出るだろう」と述べた。
フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は6.3%急騰した。2営業日で13%上昇している。米半導体メーカーのマーベル・テクノロジー・グループが32%上昇。人工知能(AI)に関連する年間売上高が倍増するとの見通しを示したことを受けた。
米半導体大手エヌビディアは2.5%上昇。25日に公表した業績見通しを好感した。
S&P500の11業種のうち、8業種が上昇した。情報技術が2.68%上昇、一般消費財が2.38%上昇した。
週間では、S&P総合500種は0.3%上昇、ダウ工業株30種は1.0%下落、ナスダック総合は2.5%急騰した。
フォード・モーターは6.2%上昇、電気自動車(EV)大手テスラは4.7%上昇した。
米取引所の合算出来高は98億株。直近20営業日の平均は105億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33093.34 +328.69 +1.00 32795.5 33162.0 32795.
0 6 50
前営業日終値 32764.65
ナスダック総合 12975.69 +277.59 +2.19 12736.4 13001.9 12729.
2 1 74
前営業日終値 12698.09
S&P総合500種 4205.45 +54.17 +1.30 4156.16 4212.87 4156.1
6
前営業日終値 4151.28
ダウ輸送株20種 13903.42 +13.46 +0.10
ダウ公共株15種 893.80 -1.55 -0.17
フィラデルフィア半導体 3545.67 +208.95 +6.26
VIX指数 17.95 -1.19 -6.22
S&P一般消費財 1190.01 +27.67 +2.38
S&P素材 479.21 +1.99 +0.42
S&P工業 830.39 +6.36 +0.77
S&P主要消費財 764.84 +2.68 +0.35
S&P金融 532.82 +3.91 +0.74
S&P不動産 223.68 +2.58 +1.17
S&Pエネルギー 602.51 -2.26 -0.37
S&Pヘルスケア 1483.73 -2.57 -0.17
S&P通信サービス 210.92 +3.55 +1.71
S&P情報技術 2909.96 +75.90 +2.68
S&P公益事業 326.13 -0.32 -0.10
NYSE出来高 8.63億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 31530 + 570 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 31500 + 540 大阪比
からの記事と詳細 ( 米国株式市場=大幅高、債務上限問題への楽観的見方で - ロイター (Reuters Japan) )
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