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Monday, September 26, 2022

障害者の就労促進めざす 大田原市の久遠チョコレート 栃木県北初出店 - 東京新聞

商品を手に取る買い物客=大田原市で

商品を手に取る買い物客=大田原市で

 訪問介護や障害者の就労支援などを行う「One−or−Eight合同会社」(栃木県那須塩原市)が、大田原市住吉町一にチョコレート専門店「久遠チョコレート栃木那須野店」をオープンした。県北初出店。(ライター・稲葉美和)

 久遠チョコレートは、障害者の雇用、就労促進を目指す一般社団法人ラバルカグループ(愛知県豊橋市)が展開するチョコレートブランド。同社と同法人がフランチャイズ契約を結んで営業する栃木那須野店は、全国で三十七店舗目。

 オープン初日の十七日は開店前から買い物客の列ができるなどファミリーを中心ににぎわった。店に立ったラバルカグループの夏目浩次代表(45)は「チョコレートは失敗してもやり直しがきき、世界で唯一、人に寄り添ってくれる食材。今後は地元の乳を使うなど、この土地ならではのオリジナル商品を作っていきたい」と展望した。

 同店には二人の障害者が勤務。左半身にまひがあり、就職のために鹿児島県から移住した石原太一郎さん(42)は「大盛況でうれしい」と喜んだ。One−or−Eightの中村洋文代表(44)は「従業員と接していただいて『障害者の方でも働ける』という勇気を与えられたら。将来的にはスタッフの半数を障害者で構成したい」と話している。

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