令和4年7月12日
6月21日-22日(エジプト現地時間)、第3回持続可能な平和と開発に関するアスワン・フォーラムが対面とオンラインのハイブリッド形式で開催され、日本からは新美潤政府代表がビデオ・メッセージを発出したところ、概要は以下のとおりです。
- 今次会合は、「多重的リスクと気候変動に対する脆弱さの時代におけるアフリカ:平和で強靱かつ持続可能な大陸への道筋 (Africa in an Era of Cascading Risks and Climate Vulnerability: Pathways for a Peaceful, Resilient, and Sustainable Continent)」をテーマとして、エルシーシ・エジプト大統領(H.E. Mr. Abdel-Fattah El-SISI)をはじめ、アフリカ各国の閣僚や国連、アフリカ連合(AU)等の国際機関の参加の下、開催されました。
- 新美政府代表は、新型コロナの影響や、ロシアによるウクライナ侵略がもたらす食料・エネルギー価格の高騰、気候変動問題等、多岐にわたる課題がアフリカの安定を脅かす中、日本は、これまでも食糧危機や気候変動への対応、平和構築に向けた支援を通じて、アフリカ自身の取組を後押してきており、また第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)で日本が提唱した「アフリカの平和と安定に向けた新たなアプローチ(NAPSA)」の下、アフリカの平和と安定に引き続き貢献していく旨を表明しました。また、国際社会が秩序の挑戦にさらされる今こそ、ルールに基づく自由で開かれた国際秩序が重要であり、アジア・アフリカ地域、ひいては世界の平和と繁栄を実現することを目指し、日本がTICAD VIで提唱した「自由で開かれたインド太平洋」のビジョンの下での協力を呼びかけました。
- 我が国は、本年8月にチュニジアで開催予定のTICAD 8を通じ、アフリカ自身が主導する平和構築の取組を力強く後押ししていく考えです。
からの記事と詳細 ( 第3回持続可能な平和と開発に関するアスワン・フォーラムにおける新美政府代表ビデオ・メッセージの発出 - Ministry of Foreign Affairs of Japan )
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