突然ですが、愛車のコーティングはしていますか? 車の購入時にお店でコーティングをしてもらった方もいれば、洗車の度に自分自身で施工する方もいらっしゃると思います。
洗車後は、以前だとワックスがけをする人が多かったのですが、最近は手軽にできるコーティング剤を使用する人も増えてきています。ただ市販のコーティング剤は数が多く、どれを選んだら良いのか悩むことでしょう。
そこで今回は、人気のコーティング剤であるシュアラスター(Surluster)の「ゼロウォーター」を実際に施工してみましたのでレポートします。コーティング剤購入の参考にしてみて下さい。
シュアラスターの「ゼロウォーター」ってどんな商品?
シュアラスター(Surluster)の「ゼロウォーター」は、「スプレーして拭くだけ。サーッと水引き! 親水コーティング」がキャッチコピーの商品です。そのコピー通り、コーティング施工がとても簡単でありながらしっかりと効果を実感できるものとなっています。
コーティング剤には水を水玉のように弾く「撥水」と、水は弾かずボディ全体に水が広がり流れ落ちていく「疎水」があります。「親水」は疎水と似ていますが、さらにボディ全体に水がベタっと薄く広がるようなイメージです(出典:Asisuto)。「ゼロウォーター」はこの親水を採用しています。
内容量280mlの販売価格は2300円前後です。中型車6台分の施工ができる容量のため、1回あたり約400円とリーズナブルなのも特徴です。さらに1度の施工で約2カ月間、水を弾きつつもボディに水滴が残りにくいコーティングを実現できるのもうれしいですね。
「ゼロウォーター」の使い方
実際にコーティングを施工してみます。「ゼロウォーター」の施工方法は、洗車後のボディに直接吹きかけて塗り込むだけです。細かいところなどはクロスに吹き付けて拭けばOKなので、とても簡単。さらに驚きなのが、ぬれたままのボディにもコーティング施工ができる点です。
通常は、洗車→拭き上げ→コーティング施工の流れですが、拭き上げとコーティングが同時にできるので時短にもなります。またボディだけではなく、樹脂パーツや金属パーツ、ガラスなど車のあらゆる部分に施工できるので、「窓ガラスに液剤がかからないように気をつけよう」などと考える必要がないのも便利です。1本で車1台まるっと施工できるので、コーティング初心者でも安心ですね。
「ゼロウォーター」施工後はどんな感じになる?
「ゼロウォーター」はガラス系特殊シリコーンを採用しているので、コーティング後はボディの輝きを実感できます。気になるのが「どれくらい水弾きの効果があるのか」ということ。コーティング施工後、運が良いのか悪いのかちょうど雨が降り、写真のような状態になりました。
「ゼロウォーター」は親水コーティングが特徴ではありますが、コーティング施工直後は弱い撥水性があります。時間とともに撥水性が弱くなり親水となっていくイメージです。この状態で雨水をクロスで拭き取りましたが、よく水を弾いてくれるおかげでミニバンでも作業時間がとても短く効率的に行うことができました。
「ゼロウォーター」はどんな車におすすめ?
基本的にどの車にも施工できるコーティング剤のため、車を選びません。
水弾きの特性が親水のため、水染みが目立ちやすいブラックやブルーなどの濃いボディカラーの車におすすめです。水滴がボディに残りにくいので、ウォータースポットやイオンデポジットができにくいため塗装面の保護にも役立ちます。
「ゼロウォーター」とあわせて買いたいカー用品はコレ!
カーメイト「本当によく落ちる水アカシャンプー」
コーティングの効果をより高めるために必要なのは、下地作りです。カーメイトの「本当によく落ちる水アカシャンプー」は、ボディについた水あかだけではなく、付着した鉄粉までも落としてくれます。そのため時短にもなりますし、コーティングの効果をより高めてくれるでしょう。
内容量は750g、販売価格は700円前後です。
Ichinen Chemicals(イチネンケミカルズ)「クリンビュー ノータッチUV」
ボディばかりピカピカにしても、タイヤが汚いとせっかくコーティングをしても引き締まって見えません。Ichinen Chemicals(イチネンケミカルズ)の「クリンビュー ノータッチUV」はタイヤにシューっとスプレーすることで、タイヤの汚れ落としとつや出しをしてくれます。
定番人気のロングセラー商品で、販売価格は300円前後とお手頃価格となっています。
シュアラスター(Surluster)「マイクロファイバークロス」
シュアラスターのコーティング剤を施工するなら、クロスも同じメーカーで統一すると使いやすいでしょう。シュアラスターの「マイクロファイバークロス」は40cm四方で使い勝手が良いサイズ感でありながら、コーティング施工に最適なふわふわ素材となっています。これ1枚で水滴の拭き上げやコーティング塗布など多岐にわたる用途で使用可能です。
販売価格は1枚500円前後となっていますので、まずはコーティング用として使ってみて気に入ったら買い足すなどしてもよいかもしれませんね。
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