ファンド運用会社メコンキャピタル(Mekong Capital)傘下のメコン・エンタープライズ・ファンドIV(Mekong Enterprise Fund IV=MEF IV)はこのほど、マルゥ・チョコレート(Marou Chocolate、ホーチミン市)への出資を完了した。今回の出資は、MEF IVにとって最初の出資案件となった。
マルゥ・チョコレートは、ベトナム在住フランス人のサミュエル・マルタ氏とヴィンセント・ムロウ氏が2011年に立ち上げた。原料生産から加工・製造・パッケージングまでを一貫して行う「ビーントゥバー(bean-to-bar)」スタイルでのチョコレート生産をモットーとし、ベトナム国内で栽培されたココア豆を使用したチョコレートを生産している。同社の原材料となるココアは南部の6省で栽培されている。
チョコレート生産のほか、ホーチミン市とハノイ市で喫茶店・ベーカリー・チョコレート工房チェーン「メゾン・マルゥ(Maison Marou)」を展開。なお、今回MEF IVから調達した資金は人材育成、商品開発、事業拡張に充当される。
MEF IVは、メコンキャピタル傘下のベトナム5号ファンドとなるプライベート・エクイティ(PE)ファンド。メコンキャピタルはこれに先立つ1月上旬、MEF IV向けの2億4600万USD(約273億円)を調達。同ファンドは小売、教育、レストラン、消費者サービス、日用消費財(FMCG)、医療などの事業を手掛けるベトナム企業に投資し、12件の出資を実施する予定だ。
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