[1日 ロイター] - 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、米ファイザー/独ビオンテックおよび米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、米国は2回接種の戦略を堅持すべきとの考えを示した。ワシントン・ポスト(WP)紙に対して述べた。
1日遅くに掲載された記事によると、ファウチ氏は、より多くの国民にワクチンを接種するため2回目の接種を遅らせればリスクが生じると指摘。また、1回のみ接種する戦略に変更すれば予防効果が低下し、変異株が広がる恐れや、接種をためらう国民の間で懐疑的な見方がいっそう強まる可能性があると警鐘を鳴らした。
より多くの国民に早急に接種を行うため2回目の接種を遅らせる選択をした英国の保健当局者と1日に電話で話したことも明らかにした。その上で、米国ではその戦略は理にかなわないとした。
ワクチンを2回接種することで感染力の高い変異株に対する十分な予防効果が得られる一方、1回接種では南アフリカ型など変異株のリスクにさらされたままとなる可能性があるという研究を引用し、2回目の接種先送りは科学によって支持されていないと強調。「効果がどのくらい持続するか分からない」と述べた。
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