ロック様ことドウェイン・ジョンソンが、ティム・バートン監督の映画『チャーリーとチョコレート工場』(2005)でウィリー・ウォンカ役の候補に挙がっていたことが明らかになった。 【画像】当たり役!ジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカ 『チャーリーとチョコレート工場』でエキセントリックな工場長ウィリー・ウォンカを演じたのは、バートン監督の盟友ジョニー・デップ。今となってはジョニー以外のウォンカなど想像もつかないが、ドウェインが彼を演じる可能性もあったのだという。
27日、自宅で子供たちに『夢のチョコレート工場』(1971)を見せたというドウェインは「これにはクールな話があってね」とInstagramで切り出すと、「さかのぼること2000年代の初め、アイコニックな監督、ティム・バートンが彼のリメイク版『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ役に俺を検討してくれたんだ」と告白。1971年版の大ファンだっただけに「なんてこった、絶対やりたい」と思ったというが、「だが当時の俺はハリウッドでのキャリアをスタートさせたばかりで、映画を世界的なヒットにする力も、実際の演技経験もなかった。その役はもちろん、当時世界で最もビッグなスターだったジョニー・デップに渡ったんだ」と振り返った。
ただドウェインにとっては、候補に挙がっただけでもうれしかったとのこと。「ティムが俺を検討してくれた(たとえ検討したのは7秒くらいというのはわかっていても!)という事実は、俺にとってめちゃくちゃ意味のあることだった。俺は映画界でのキャリアをスタートさせたばかりで、将来どうなるかなんて全くわからない状態だったから。俺はいつだって実現しなかった夢に乾杯することにしているんだ」。そして今や『ワイルド・スピード』シリーズや『モアナと伝説の海』『ジュマンジ』など世界的なスターとなったドウェイン。何事も前向きに捉えることが、彼の成功の秘訣の一つなのかもしれない。
『チャーリーとチョコレート工場』の原作であるロアルド・ダールの児童小説「チョコレート工場の秘密」は今後、Netflixの下、アニメーション化されることも決まっている。監督・脚本・製作総指揮は『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティが務める。そのほか、米ワーナー・ブラザースが何年も抱えている前日譚の映画化企画もある。(編集部・市川遥)
画像:Samir Hussein / WireImage / Getty Images, Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ
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July 30, 2020 at 10:13AM
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