JR西日本は、在来線車両の約5,200両全てに、車内全体の抗ウイルス・抗菌加工を実施する。「新しい生活様式」を踏まえた、利用者の安全・安心に向けた取り組みの一環。
効果が数年間持続する抗ウイルス・抗菌材を噴霧加工するもの。インフルエンザウイルス(H3N2)、ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替)への効果が確認されているという。京阪神エリアを走行する約3,600両は9月末までに終える予定。
駅エレベーターのボタンも、特殊フィルムを用いた抗ウイルス・抗菌加工を実施する。
また、車両やエレベーターのボタンなどに施した抗ウイルス・抗菌性能を「抗ウイルス 抗菌処置済」と書かれたピクトグラムのシールによって、利用者に明示する。
そのほか、利用者の乗車の参考のため、線区ごとの前週の混雑状況データをホームページで公開。時差通勤促進の取り組み強化する。
なお、小売業や飲食業などは、各業界のガイドラインに則り、順次営業再開を目指すとしている。
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May 20, 2020 at 06:10PM
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