Francois Lenoir/Reuters
- スイスのバリーカレボー社は、3Dプリントしたチョコレートをホテル、コーヒーチェーン、レストランに展開すると発表した。
- 同社は声明の中で、新たに設立した工房によって、世界で初めて3Dプリントのチョコレートを大規模に生産することができると述べた。
- 同社によると、「オーダーメイドのような見た目」を維持しながら、一度に多くのチョコレートを生産することができるという。
- 3Dプリントされたチョコレートは何年も前から存在しているが、技術的な問題で、広く入手できるようにはなっていない。
ホテルやコーヒーチェーン、レストランなどで見かける精巧なデザインのチョコレートは、まもなく3Dプリンターで作られるようになるかもしれない。
2月14日、スイスのチョコレートメーカー、バリーカレボー(Barry Callebaut)は、新たなチョコレート工場「モナリザ(Mona Lisa)」で、3Dプリントのチョコレートを大規模に生産することができるようになったと述べた。同社によると、同スタジオは「オーダーメイドのような」チョコレートを一度に何千も「印刷」することができるという。当初は、ヨーロッパの一部の国で提供される。
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基本的なアイデアは、パティシエたちが、飲み物やお菓子、キャンディ、その他のデザートなどに使うデザインを、3Dプリンターで、より簡単に、数多く生産できるようにするというものだった。
同社のイノベーション責任者であるパブロ・ペルベルシ(Pablo Perversi)氏は、このスタジオを「『モナリザ』 ブランドを業界の最先端に位置づける画期的な技術革新」と表現した。
バリーカレボーの名前はあまり知られていないが、ネスレ(Nestlé)、ユニリーバ(Unilever)、ハーシー(Hershey)のようなブランドのチョコレートを製造していて、そのロゴは表に出ないにも関わらず、世界のチョコレート・ビジネスに大きな影響を与えている。
また同社は、ミルク、ホワイト、ダークチョコレートに加わるピンク色のチョコレート「ルビーチョコレート」も開発した。
3Dプリントのチョコレートは何年も前からあるが、大量生産に適した技術が実現していないため、まだ広く入手できるようにはなっていない。
ヨーロッパでは、ここ数年チョコレートの材料のココアの価格が上昇している。しかし、世界的に見れば、業界の見通しは明るい。ロンドンの市場調査会社Technavioは、世界のチョコレート菓子市場の規模は、大手チョコレートメーカーによる顧客を引き付けるアプローチによって、2019年から2023年にかけて約200億ドル(約2兆2000億円)増加すると予測している。
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)
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February 22, 2020 at 01:00PM
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世界的なチョコレート会社が、3Dプリンターによる量産を開始 - Business Insider Japan
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