欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁は8日、ユーロ圏のインフレ率は徐々に目標の2%に近づいているが、当局はこのトレンドが持続するという確信をまだ必要としていると述べた。
ECBはまだ「利下げを開始する前に、物価が落ち着く傾向が続くことをより確実に確認する必要がある」と指摘するとともに、「ユーロ圏における平均賃金の強い上昇」を注視していると語った。
5%近い賃上げはインフレ鈍化をより困難にするとの見方を示す一方、エネルギー価格の急落は物価の緩和に寄与するとも話した。
同総裁は、経済に楽観が戻りつつある兆しがあるとみているという。
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原題: ECB’s Muller Says Inflation Slowing But More Confidence Needed(抜粋)
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