ラグビー日本代表の次期ヘッドコーチ就任が決まったエディー・ジョーンズ氏(63)が14日、都内で会見に臨んだ。15年W杯イングランド大会で南アフリカから歴史的勝利に導いた闘将は改革テーマに「超速」「パワー」を提示。過去の体力強化重視のトレーニングからレベルアップを図り、27年W杯オーストラリア大会の8強入りを最低限の目標に掲げた。
エディー・ジョーンズ新HCとの一問一答は以下の通り。
――27年W杯の目標は。
「まずは8強を目指したい。常にこのレベルを持続することを目指す。一番大事なのはより速くプレーすることと走ること。ラグビーは勢いの大切なスポーツで日本人は体は小さいが、スピードアップは実現できる」
――最終面接で話したビジョンは。
「説明には40分かかる(笑い)。アイデンティティーを持つことが重要。それは超速ラグビー。頭の回転も速くしていくことが大事。若い選手の育成にも力を入れたい。彼らのポテンシャルを最大化したい」
――5年契約だったオーストラリア代表HCを辞任した理由は。
「達成したいことを実現するにはシステムの変更が必要で困難な状況だった」
――将来性があり、代表に招集したいと思っている選手は。
「リーグワンを見ると、ポテンシャルの高い選手がたくさんいる。ぜひ代表に日本人の選手をもう少し増やしたい」
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