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Sunday, June 4, 2023

神戸って「意外に農業都市」持続するには? 「SNS映え」「若者 ... - 神戸新聞NEXT

 神戸市は、持続可能な開発目標(SDGs)の推進に向け、市民に身近なテーマで意見を交わすミニフォーラムを順次開催する。初回は3日、東遊園地(中央区)で「持続可能な農業って?」と題し、大学生と市の若手職員ら約10人が、ざっくばらんに語り合った。(段 貴則)

 市が掲げる「SDGs貢献都市 神戸」を目指した取り組みの一環。初回は、東遊園地に市内外の農家や漁師らが店を開く「イート ローカル 神戸ファーマーズマーケット」の開催に合わせて実施した。

 神戸は、中央区のウオーターフロントなど観光地のイメージが強いが、市担当者は「意外に農漁業都市。農業産出額は100万人以上の都市の中で1位」とアピール。一方、学生たちは農業の印象について「農地に行くのも、心理的にも遠い」など、なじみのなさを口にした。

 青空の下で議論は進み、お題は「農業に若い世代を呼び込む仕掛け」に。学生から「交流サイト(SNS)映えは絶対必要。畑に行き、オシャレな料理をつくる観光コースができないか」「学生が農家と一から企画を立ち上げる機会があれば、学生は自然と友達を巻き込んでいくので活動は広がる」と、アイデアが提案された。

 関西学院大2年の女子学生(19)=灘区=は、農業について「やってみよ、いってみよ、というくらいの気軽なノリが、まずは大事と感じた」と指摘。「若い世代は自然や農業体験に興味があっても、誘う人がいないし、出かける場所を知らない。神戸ファーマーズマーケットで農家さんと知り合い、私が同世代の友達を誘う人になりたい」と話した。

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