仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
自治体のコンサルタント事業を手掛けるGAROO(東京都渋谷区)は、全国の男女1000人を対象に「ご当地お土産」に関する調査を実施した。好きなご当地お土産を聞いたところ、1位は北海道の「白い恋人」(37.0%)が選ばれた。
1位の白い恋人は札幌市の菓子メーカー、石屋製菓が1976年12月に販売をスタートした。年間販売数は2億枚に達する。「白いロールケーキ」「白いバウム TSUMUGI」などの派生商品も多く発売している。
2位は北海道の「ROYCE'(ロイズ)チョコレート」(22.5%)、3位は宮城県の「萩の月」(15.3%)、4位は三重県の「赤福餅」(13.6%)、5位は福岡県の「辛子明太子」(12.0%)と続いた。北海道のお土産が根強い人気を見せた。
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お土産選びの基準は?
お土産を選ぶ基準を尋ねたところ、最も多かったのは「その土地でしか買えないこと(地域限定品)」(54.0%)。次いで「味」(47.2%)、「地元の特産品を使用していること」(44.7%)、「金額」(40.9%)、「容量(個数)」(23.3%)という順に続いた。
地元の事業者が特産品として売り出しているお土産に魅力を感じるか聞いた。「かなり魅力を感じる」と答えた人は32.3%、「少し魅力を感じる」が55.4%と、合わせて約9割が魅力を感じていることが分かった。
理由には「地元ならではのものをその地域の人が販売していると好感を持てるから」(20代女性、静岡県)、「地域に根ざした企業を応援したい気持ちがあるので」(30代女性、宮城県)、「地元の魅力を知っている方がおすすめしているから安心できる」(30代女性、東京都)などの声が寄せられた。
調査は、全国の男女を対象に22年12月13日にインターネットで行った。有効回答数は1015人。
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