
[東京 16日 ロイター] -
<15:55> 日経平均・日足は「中陽線」、25日線とのかい離率が8%に
日経平均・日足は、上下に短いヒゲを伴う「中陽線」となった。新たにマドを空けて
上伸しその強さは疑いのないところだが、10月30日の直近安値2万2948円47銭
からの上昇幅は3000円弱となるなど高値警戒感が生じている。終値と25日移動平均
線(2万3984円45銭=16日現在)とのかい離率は8%に達した。
ただ、場の雰囲気が「理外の理」に支配されているのも確かで、なおも勢いを持続す
る可能性もある。6月の急騰時には25日線とのかい離率が10%に達したところで調整
局面に入った経緯があるだけに、それが潮目の変化を読む上での目安になりそうだ。
<15:30> 新興株市場はまちまち、リードしてきた銘柄が調整色深める
新興株市場はまちまち。日経ジャスダックは反発、東証マザーズ指数は反落した。市
場関係者によると「明らかにグロース株からバリュー株へのシフトが起きており、これま
でリードしてきた銘柄が調整色を深めている」(国内証券)という。
日経ジャスダック平均は前営業日比4.93%高。個別では、不二硝子 が大
幅高となった半面、出前館 が商いを伴って下落したほか、グッドライフカンパニ
ー がストップ安。テラ も軟調に推移した。
マザーズ指数は前営業日比1.05%安。個別では、BASE が値を崩し、
AI inside 、プレシジョン・システム・サイエンス も安い。ア
ンジェス も上値を追った後に失速したが、アライドアーキテクツ 、プレ
シジョン・システム・サイエンス がストップ高となり、メルカリ も上昇
した。
<14:35> 日経平均は堅調持続、2万6000円回復を意識する動き
日経平均は堅調を持続。2万5900円前後ぜ推移し、29年ぶりの2万6000円
回復を意識する動きとなってきた。
25日移動平均線のかい離率が7.8%に達するなど、テクニカル面で警戒感が強く
なっているものの「6月の急騰局面では25日線とのかい離率は10%に達した経緯があ
り、直近の上昇が行き付くところまでとみる関係者が多い状況を考えると、かい離率の1
0%が分岐点になりそうだ」(SBI証券・投資情報部アドバイザーの雨宮京子氏)とい
う。
<13:05> 日経平均は後場も上値追い、一時500円を超す上昇に
日経平均は後場に入ってからも勢いを保ち、上値を追う展開となっている。一時、前
週末比500円を上昇となった。市場では「高値警戒感が出ているものの、この勢いでは
売るのが難しい。調整がほしいとみる参加者が多く、下げのきっかけとなる材料を待って
いる状況だ」(国内証券)との声が出ていた。
<11:43> 前場の日経平均は米株高受け反発、目先は反動安を警戒
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比419円43銭高の2万5805
円30銭となり、反発した。前週末の米株高と、寄り付き前に発表された7―9月期の実
質GDPが市場予想を上回ったことを受け、朝方から全面的に買いが先行。寄り付きには
年初来高値を更新し、一時2万5820円台まで上昇した。
TOPIXは1.40%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2569
億円と薄商い。東証33業種中、その他製品以外の32業種は値上がり。海運業、空運業
、不動産業などが値上がり率上位に入った。
日経平均はここ2週間ほどで2000円を超える上昇となっており、市場では過熱感
を指摘する声は多い。みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「目先的に
いつスピード調整が起きても不思議ではない。きっかけひとつで1000円幅の調整もあ
り得るだろう」と話し、今後については「中長期的に上昇トレンドが継続するとしても、
目先は反動安を警戒したい」という。
個別では、サイバーリンクス が大幅上昇。2020年12月期の業績見通し
について、営業利益を6億3900万円から9億1500万円まで上方修正したことが好
感され、株価は東証1部で値上がり率第2位となっている。
東証1部の騰落数は、値上がり1620銘柄に対し、値下がりが488銘柄、変わら
ずが68銘柄だった。
<10:56> 日経平均は堅調、買い一巡後は売り買い交錯か
日経平均は堅調、2万5700円台半ばで推移している。寄り付き前に発表された7
―9月期の実質GDPが市場予想を上回るプラス21.4%(年率換算)となり、マーケ
ットにとって好材料となっている。
ただ、市場からは「これまでにみられた相場の過熱感も意識され、上値を伸ばした後
は売り買いが交錯する展開になるのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。
<10:11> 日経平均は上げ幅拡大、一時2万5800円台に
日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比390円ほど高い2万5700円台後半で推
移。一時2万5800円台を付けるなど、堅調な動きとなっている。
市場からは「バリューセクターの一角が相場を押し上げているが、日本株市場は調整
寸前まできており、この後は利益確定売りが先行するのではないか」(国内証券)との声
が聞かれた。
<09:10> 寄り付きの日経平均は反発、年初来高値を更新
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比266円82銭高の2万5652
円69銭となり、反発した。年初来高値を更新し、取引時間中として1991年6月以来
の水準で推移している。
前週末の米株上昇の流れを受け、全面的に買われている。業種別では、その他製品以
外の32業種で値上がりとなっている。
<08:22> 寄り前の板状況、全面的に買い優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、
キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ は買い優
勢。ソニー は売り買い拮抗。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優
勢。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン
シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は買い優勢。
東証第1部出来高上位50銘柄
東証第1部値上がり率上位50銘柄
東証第1部値下がり率上位50銘柄
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November 16, 2020 at 02:04PM
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