ＪＲ西日本は、新型コロナウイルス対策として、特急列車を含めた在来線のすべての車両に抗ウイルス剤を散布し、早ければ６月から走行させることにしています。
ＪＲ西日本が車両に散布するのは、化学メーカー「ニチリンケミカル」が製造する抗ウイルス剤です。
ＪＲによりますと、空気中のインフルエンザウイルスなどを減少させる効果があることを第三者機関が確認し、３年から５年程度効果が持続するということです。
新型ウイルスへの対策として、手すりやつり革、シートなど人の手が触れる部分を中心に列車内にくまなく吹きつけて、乗客に安心して鉄道を利用してもらいたいとしています。
特急列車を含めたすべての在来線の車両、およそ５２００両が対象で、早ければ６月から走行させることにしています。
京阪神エリアを走行する車両は、ことし９月末までにすべての車両の作業を完了させるということです。
ＪＲ西日本では、今後新幹線の車両にも作業を行うかどうか、検討するとしています。
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May 24, 2020 at 05:26PM
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ＪＲ西 抗ウイルス剤を車内散布｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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