山口市を「チョコレートのまち」としてＰＲしようと、市中心部のデパートや商店街では、チョコレートをテーマにした講座やチョコレートを味わったりくじ引きを楽しんだりするイベントが開かれています。
総務省の家計調査によりますと、山口市では、去年までの３年間の１世帯あたりのチョコレート菓子への年間支出金額の平均は、全国の県庁所在地と政令指定都市の中で１位となっています。
こうしたことから、地元の商工会議所が中心となって、山口市を「チョコレートのまち」としてＰＲしようと、定期的にイベントを開いています。
このうち、市中心部のデパートでは、チョコレートと「公正な取り引き」を意味する「フェアトレード」などをテーマに講座が開かれ、受講者は、チョコレートが不当な安値で買い取られることなく、持続的に取り引きされるためにも、海外のカカオ農家の労働環境を改善していく必要があることなどを学びました。
また、商店街では、チョコレートを地元産のりんごなどの果物にかけて食べる「チョコレートフォンデュ」を味わったり板チョコを１枚を買うごとにくじ引きを楽しんだりできるイベントも開かれ、多くの人が訪れていました。
アメリカ出身で山口県庁に勤めている女性は「山口市がチョコレートのまちとは知りませんでした。海外の知り合いに山口を紹介するいいネタが見つかりました」と話していました。
からの記事と詳細 ( 「チョコレートのまち」山口市 商店街などでPRイベント｜NHK 山口県のニュース - nhk.or.jp )
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