福島県郡山市のコーヒー店「富久栄珈琲（ふくえいこーひー）」が、仙台市のＪＲ仙台駅東口のエスパル仙台東館に新店舗をオープンさせた。世界各国の高品質で希少なコーヒー豆やチョコレートを取りそろえた。
扱うのは、栽培から収穫まで適正に管理された豆を厳選した「スペシャルティコーヒー」。エチオピア、グアテマラ、ブルンジなどで生産された１５種類が並び、全て試飲できる。
人気商品の「ビーントゥーバーチョコレート」は、カカオ豆の選別や焙煎（ばいせん）から板チョコ製造まで全工程を自社で手掛けた。原料に使ったフォンダンショコラ、米粉と合わせたダコワーズ・ショコラなどもある。カプチーノ、カカオミルクティーなど約１０種類のドリンクメニューも用意し、テークアウトや店内で楽しめる。
運営する富久栄商会の中島茂社長（４８）は「同じ産地の豆でも精製方法や焙煎で味が違う。コーヒーを飲み比べ、奥深い味わいを体験してほしい」と話す。
同社は郡山市に５店舗を展開し、宮城県内は仙台市青葉区の仙台三越店に続き、２店舗目。
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