[ソウル 31日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)の李柱烈総裁は31日、2022年に景気が回復するのに伴い政策金利を調整する必要があるとの認識を示し、追加引き締めの可能性を示唆した。
新年を前に行った講演で「金融政策緩和の程度は経済状況の改善に沿って適宜調整される」と述べた。
また「インフレ圧力が予想以上に持続する可能性があるかどうか注意深く見極めるべきだ」とした。
韓国中銀は11月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降2回目となる利上げを決定し、政策金利を1.00%に引き上げた。家計債務の拡大や消費者物価の上昇が懸念される中、インフレ予測も上方修正した。
31日に発表された政府統計によると、韓国の今年の消費者物価指数(CPI)伸び率は平均で2.5%となり、2011年以来10年ぶりの高水準に達した。20年の0.5%から大幅に加速し、中銀の11月時点の予想の2.3%を上回った。
次回の政策決定会合は1月に開かれる。
ロイター調査によると、韓国の政策金利は22年第1・四半期に1.25%、同年末までに1.50%に達すると予想されている。
からの記事と詳細 ( 韓国中銀、22年に政策金利調整する必要 物価注視へ=総裁 - ロイター (Reuters Japan) )
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