<「持続可能な裏付け」の根拠>
下記いずれか、もしくは両方を満たしていることを持続可能な裏付けとして確認します。
◆ イオンが認定する第三者認証を取得した原料を使用していること。
(例)国際フェアトレード認証、レインフォレスト・アライアンス認証 など
◆ 生産者や労働者の方々が抱える社会課題の解決に向けたプロジェクトをイオンが直接支援し、生産地の持続的な発展に寄与していること。
(例)生活・報酬面の課題解決、環境保全活動、労働環境の改善、教育機会の拡大 など
また、この取り組みをさらに進めるため、認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン※1(以下、フェアトレード ジャパン)と、新たに「カカオ調達に関する覚書」を締結します。
― 「カカオ調達に関する覚書」概要 ―
✔ イオンとフェアトレード ジャパンは、互いに協力し、それぞれが持つリソースを最大限に活用した普及活動を推進することで、フェアトレードのさらなる認知拡大と、開発途上国の生産者支援を図ります。
✔ イオンは「トップバリュ」で販売するチョコレートで使用するカカオのすべて(調整品に含まれるカカオ原料を除く)を、2030年までに、持続可能な裏付けが取れたものへと転換することを目指し、その取り組みの柱として、2030年までにトップバリュで販売するチョコレートを「国際フェアトレード認証ラベル」もしくは、「国際フェアトレード原料調達ラベル」の、いずれかが貼付されたものへと切り替えます。
✔ イオンとフェアトレード ジャパンは、双方が誠意をもって具体的計画の作成を協議し、国際フェアトレード基準の遵守を徹底し、開発途上国の生産者のみならず、サプライチェーン全体で、フェアトレードが掲げる公正・誠実な取引を行います。
サプライチェーン全体で持続可能な事業を行うためには、法令遵守に加え、生産者のくらしを守る公正な取引が不可欠です。なかでも、コーヒーやカカオは、栽培適地が赤道付近に集中しており、投機対象にもなっていることから相場変動の影響が大きく、経済的・社会的に弱い立場である生産者の方々に負担がかかっています。
イオンは、適正価格で商品を購入することで生産者の自立を支援する貿易の仕組み「フェアトレード」認証商品を2004年から取り扱っているほか、2014年にはアジアの企業で初めて「国際フェアトレード原料調達制度※2」に参加するなど、人権を尊重した公正取引に関する活動の幅を広げてまいりました。今後も、お客さまが日々のお買物において、倫理的かつ持続可能性に配慮されている商品を日常的に選択できる環境づくりを、よりいっそう進めてまいります。
※1 認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン
公正な取引を通じた世界の貧困問題の解決、生産者の持続可能な生活の実現を目指し、1997年に世界各国のフェアトレード認証ラベル推進組織が設立した国際組織、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)の構成メンバーとして、日本国内における国際フェアトレード認証ラベルのライセンス事業、製品認証事業、フェアトレードの教育啓発活動を主に行っている。
※2 国際フェアトレード原料調達制度
旧「国際フェアトレード認証調達プログラム」。企業などの組織体がフェアトレード認証原材料の調達量を年々増やすことで、生産者の収入向上に貢献できるシステム。対象原材料は、カカオ、コットン、砂糖など。このプログラムを採用した組織体は調達量を毎年公表し、目標と方向性を明らかにして取り組む姿勢が求められる。
以上
からの記事と詳細 ( コーヒーとカカオの持続可能な調達の推進について - PR TIMES )
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